足をぶつける理由は脳にあった?RASと意識の向け方でケガ予防

※記事内にプロモーションを含む場合があります

🦶注意してたのに、なぜ足の小指はぶつかるのか?

私がよく足をぶつけるので旅行前の朝、心配した夫が冗談でこう言いました。

「足、ぶつけないようにね!」

その言葉を聞いた瞬間、私は思いました。えっ、それ言われたらぶつけるフラグ立ちませんか。

でも私は大人です。ちゃんと注意して歩いていました。イスの角も、机の脚も、ドアのすみっこも、全部避けました。まるで忍者のように、スッ…スッ…と移動。

なのに。ぶつけました。足の指を。しかも、右足の小指です。なんでそこ?っていう、地味に痛いやつです。

 

小指からしたら「何で急に攻撃してきたの!?私ずっと端っこで静かにしてたよね?!」って言いたくなるかもしれません

 

痛みより先にやってきたのは、「どうして?」という疑問でした。注意していたのに、なぜぶつけたのでしょうか。意識していたのに、なぜぶつけたのでしょうか。

 

えたん
えたん

足をぶつけた時「またやっちゃった」で終わらせていた私。でもある日その痛みはただの不注意ではないとかもしれないと気づきました

ねこにゃ
ねこにゃ

よくぶつけちゃう方、ぜひ読んでみてくださいにゃ~

足の指をぶつけやすい理由を考えてみた

 

  • 急いでいる時
  • 焦っている時
  • 考えごとをしている時
  • 誰かに気を使っている時
  • 暗い部屋で動いている時
  • 靴下やスリッパがズレている時
  • 安心しすぎている時
  • スマホを見ながら歩いている時

ぶつけるたびに「なんで!?」って言うけど、角からしたら「なんでこっち来た!?」にゃ。

🧠脳が足の指を“忘れている”って本当?

実は、脳は足の小指の場所をちゃんと覚えていないことがあるそうです。

手の指はよく使うから意識しやすいけど、足の小指はあまり動かさないので、脳の中で「ここにいるよ!」って存在感がうすいんです。

そのせいで、脳が思っている位置と、実際の位置にズレができてしまいます。

たった1〜2cmのズレでも、イスの角やドアのすみっこにはぶつかってしまう距離です。

えたん
えたん

だから、注意して歩いていてもぶつけるのは、「不注意」じゃなくて「脳の勘違い」かもしれません。

 

🖐️足の指に「ここにいるよ」と教える方法

じゃあ、どうすればいいの?

答えはシンプルです。足の指に意識を向けることです。

脳には「RAS(ラス)」という機能があります。これは「Reticular Activating System(脳幹網様体賦活系)」というもので、意識したものに注意を向けてくれるフィルターのような働きをしています。

  • 雑踏の中でも自分の名前だけ聞こえる
  • 新しい靴を買ったら、同じ靴ばかり目につく
  • 好きな人ができたら、その人に似た人ばかり見える(これはRASか恋か不明です)

 

えたん
えたん

だから私は、足の指に意識を向けることにしました。「ここにいるよ」と心の中で声をかけながら、クリームを塗ってやさしくマッサージするようにしました。

 

ねこにゃ
ねこにゃ

足の指との仲直り。まるで、ケンカした友達に「ごめんね」と言うような気持ちかにゃ。

 

🛋️家具の配置が変わると、脳が混乱します

他にも模様替えをした時にも、よくぶつけていました。脳は「いつもある場所」にある物は、無意識によけてくれるのですが、配置が変わるとその“よける力”が働かなくなります。

つまり、脳が「えっ、そこにイスあったっけ?」となってしまうのです。脳のGPS、意外とポンコツです。

ねこにゃ
ねこにゃ

脳さんアップデート忘れてるにゃ?そのイス、昨日からそこにあるにゃ

 

🧘‍♀️注意しすぎると、逆にぶつけてしまいます

しかし、注意しすぎると逆にぶつけてしまう不思議な現象

夫に言われた「ぶつけないようにね」が、私の脳に「ぶつけるかも…」という不安を植えつけてしまったのです。

RASは、ポジティブにもネガティブにも働きます。「ぶつけそうだな…」と意識すると、脳がその情報ばかり拾ってしまうのです。

つまり、「ぶつけないように」は、「ぶつけるイメージ」を脳に送ってしまっているということです。

これ、人生にもありますよね。

  • 「失敗しないように」と思っていると、失敗します
  • 「忘れないように」と思っていると、忘れます
  • 「寝坊しないように」と思っていると、寝坊します(これは私だけかもしれません)
えたん
えたん

どうやら「〇〇しないように」という言葉は、脳にとって逆効果のようです。

ねこにゃ
ねこにゃ

まるで押すなよ?って言われて、押しちゃうボタンみたいにゃ…。

 

🌱足の指と仲良くする習慣

最近は、足の指をぶつけていません。足のマッサージの習慣のおかげかもしれません。

もしまたぶつけたら、「あ、意識が遠ざかっていたな」と思って、また「ごめんね」と言いながら、なでなでするつもりです。

朝起きた時、お風呂に入っている時、寝る前などの習慣にそっとプラスしてあげると忘れずに続けやすくなります。

 

えたん
えたん

意識をちょっと変えるだけで、ケガも減るし、自分との関係もやさしくなれるかもしれません。

ねこにゃ
ねこにゃ

意識を変えるのむずかしいにゃ~。でも変わると世界がやさしく見えるにゃ。

よかったら試してみてください。

 

旅行中に足をケガ!病院受診の流れと保険証の注意点【体験談】 | 今日も心にネコパンチ