旅行中にケガをしたり、体の具合が悪くなったりすると、「病院に行ったほうがいいのかな?」と迷うことがありますよね
私も旅の途中で足の小指をぶつけてしまい、次の日には痛みと腫れがひどくなってしまいました
はじめは「病院に行くのはちょっとこわいな…」と思っていましたが、実際に受診してみると、ちゃんと診てもらえて安心できました
この体験をもとに、旅行先で病院に行くときの流れや、保険証を忘れたときの対応について、わかりやすくまとめています。

もしものときに、少しでも役に立てばうれしいです
旅行中に足をケガ!出発前の予期せぬトラブル
旅行当日の朝、思いがけないハプニングが起きました
夫に「足とかぶつけないようにね」と軽く冗談を言われた直後、まさかの展開――
家の中で右足の小指をぶつけてしまったのです。。。
「痛っ…」と声が出るほどの衝撃。しばらく動けず、じんじんとした痛みが続きました
それでも、楽しみにしていた旅ですし、ホテルをキャンセルする事はできないので、軽くテーピングで応急処置をして予定通り出発することに

「このまま治ってくれたらいいな」と願いながらも、内心では不安がつきまとっていました。 旅先で悪化したらどうしよう。病院に行くことになったら、保険証は持ってきたっけ…?
翌朝の痛みと腫れ…病院に行くか迷ったら?
一晩様子を見たんですが、やはり腫れと痛みが引かず、歩くのもつらい状態に。旅先で病院に行くか迷いましたが、「安心のために受診する」という選択をしました。
ネット検索で口コミがよさそうな整形外科を探し、地図アプリを頼りにようやく到着
病院に行くか迷ったときのヒント
- 痛みが動くたびに強くなるなら、受診を検討
- 腫れや熱感がある場合は早めの判断が安心につながる
- 「診てもらって何もなかった」も、大切な安心材料
病院受診の流れとレントゲン技師さんとの出会い
病院に到着し受付を済ませ問診表を記入
その後順番を呼ばれるまで待合室で待機し、レントゲン室へ
レントゲン技師さんは気さくな方で話しやすかったので、右足だけでなく以前ぶつけた左足の指もついでに撮ってもらいました(ちゃっかり)
その際「ととしいね〜」と言われ、初めて聞く言葉に驚き。後で調べると「あわてんぼう」という意味の方言でした(確かにあわてんぼうです)

ケガをしたことで、ひとつ方言を覚えて帰ることに
旅の思いがけない学びでした!
診察結果とテーピングのアドバイス
診察の結果、骨折はしていませんでした。
先生から「テーピングで固定して動かさないように」とアドバイスを受け、やり方も丁寧に教えてもらいました
そして痛みと炎症を抑える塗り薬を処方してもらいました

お薬が出る可能性もあるので念のため「お薬手帳」もあると安心ですね
テーピング、やってみました
さっそく帰宅後にテーピングを試してみました
先生に教わった通り、指をしっかり固定して動かさないように巻いてみると—— 驚くほど痛みが軽くなって、普通に歩けるように
あんなにズキズキしていたのが嘘みたいで、 「ちゃんとケアするって、こんなに違うんだ」と実感しました
テーピングって、ただの応急処置じゃなくて、 指を固定するだけで痛みが減り、歩くのがずっと楽になるんです
それだけで、気持ちまで軽くなるから不思議ですね
骨折してた!? でも自然に治ってた話
ちなみに病院でついでに診てもらった左足の指なんですが、
なんと、過去に骨が欠けていた形跡があるとのこと。 でも今は、ちゃんと再生している途中なんだそうです
つまり、知らないうちに「小さな骨折」をしていて、 それが自然治癒していたということ
ただし、完全に治るまでは痛みが続くらしく、 しばらくは無理せず過ごすのが大事とのことでした
小さな骨折について知っておきたいこと
- 骨は折れても、血流と細胞の働きによって少しずつ修復されます
- 小さな骨折(ヒビや欠け)だと、気づかないまま自然に治ることもあります
- ただし、痛みが続く・腫れる・動かしにくいなどの症状がある場合は、早めに受診するのが安心です

骨折の自然治癒って、体のすごい力。でも放置はよくないので、よい子はマネしないでね!
保険証は忘れずに!診察カードが旅の記念に
病院受診に必要なもの
- 健康保険証 または マイナ保険証
- 忘れても診察は可能(ただし全額自己負担)
- 領収書を保管すれば、後日申請で差額が戻る

診察後、受付の方から「必要ないかもしれませんけど…」と診察カードを渡されました。旅先でのケガが、思いがけず小さな記念になりました
保険証を忘れても診察は受けられる?
保険証がなくても病院で診察を受けることは可能です。ただし、健康保険が適用されないため、医療費は「全額自己負担」となります。
通常は3割負担で済む診察料や検査料も、保険証がない場合は10割(全額)支払う必要があります。
後日、医療費の払い戻しを受ける方法
保険証を忘れていた場合でも、後日申請すれば差額が戻ってくる制度があります。これは「療養費の支給申請」と呼ばれるものです。
療養費申請の流れ
- 病院の領収書(原本)を必ず保管しておく
- 加入している健康保険組合や市区町村の窓口に申請
- 診療内容明細書などの書類が必要になる場合もある
- 審査後、自己負担分を除いた金額が払い戻される
病院で「保険証を忘れたので後日申請したい」と伝えておくと、必要書類をもらえることがあります。
旅行中の病院受診で気をつけたいこと
- 保険証(またはマイナ保険証)は旅の持ち物リストに入れておく
- 忘れても診察は可能なので慌てなくて大丈夫
- 領収書は必ず保管(再発行が難しい場合もある)
旅先でのケガや体調不良は不安ですが、制度を知っていれば落ち着いて対応できます安心して旅を続けるためにも、事前の準備と情報収集が大切です
まとめ:保険証がなくても診察は可能。制度を活用して安心を
- 保険証を忘れても病院で診察は受けられる
- 医療費は一時的に全額負担になるが、後日申請で払い戻し可能
- 領収書の保管と申請手続きがポイント
- 旅先のトラブルも、やさしく乗り越えられる知識を持っておこう
旅行中のケガや病気は予期せぬ出来事ですが、制度を知っていれば安心して対応できます。
保険証の持参はもちろん、万が一のときのために、心の準備もしておきましょう

旅は予定通りに進まないこともあります。でも、そんな「予定外」こそが、心に残る瞬間になることも
どうか、あなたの旅が健やかで、やさしい出会いに満ちたものになりますように
